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だっサイくんと世界の毒きのこキャラ ドクツルタケ

⭐️4047 ドクツルタケ 名前 ドクツルくん
⭐️北半球一帯に分布。初夏から秋、広葉樹林および針葉樹林の地上に生える。中型から大型で、色は白。湿っているときはやや粘性があるよ。柄にはつばとつぼ、そしてささくれがあるよ。傘のふちに条線はないよ。水酸化カリウム3パーセント液を傘につけると黄変するよ。胞子はほぼ球形。シロツルタケやハラタケ科などの白い食用キノコと間違える可能性があるので注意が必要だよ。例えば、シロオオハラタケとドクツルタケは見かけはほぼ同じであるが、ツボの有無、ひだの色などから見分けることができるよ。欧米では「破壊の天使」「殺しの天使」(Destroying angel) という異名をもち、日本においても死亡率の高さから、地方名で「ヤタラタケ」「テッポウタケ」などとも呼ばれるよ。また、同じく猛毒のシロタマゴテングタケやタマゴテングタケとともに猛毒キノコ御三家と称されるよ。毒性が極めて強いため、素人は白いキノコは食すのを避けるべきとする人やキノコの会もあるんだ。その毒性は、1本で1人の人間の命を奪うほど強いよ。 摂食から6 – 24時間でコレラ様の症状(腹痛、嘔吐、下痢)が起こり、1日ほどで治まったかに見えるが、その約1週間後には肝臓や腎臓の組織が破壊され、劇症肝炎様の症状が現れるよ。早期に胃洗浄や血液透析などの適切な処置がなされない場合、肝性昏睡を起こして死に至るんだ。また、運良く助かっても、重篤な後遺症が残ることが多いよ。
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